本屋に用事があったのだけれど、ふと思い立って二駅分歩くことにした。
ポールロワイヤルPort Royalという駅から、サン・ミシェルSaint-Michelという駅までの間。少し離れているが、なかなか駅の入口が見つからなかったということもあり、気分転換に歩いてゆくことにしたのだ。
このあたりはいつもRER線という縦横を通る国鉄にのって通っているのだが、降りて歩くことはあまりない。
せっかくなので、リュクサンブール公園を通ることにした。
公園の中はすっかり秋模様になっていて、土曜ということで家族連れがたくさんいた。
(写真ではあまり人がいないように見えるけれど、何せ広いのだ)
公園といえど、ナポレオンが使用し、現在では上院議院となっているリュクサンブール宮殿がやすやすと入るほど、大きな敷地を持っている。
忙しさであまり観光できていないものの、こうしていたるところに名所旧跡があるのがいいところだと思う。
庭園の歩道脇には花々が育てられ、今でも住人たちの憩いの場になっている。
ぶらぶらと歩いていると、音楽が耳に入って来る。
吹奏楽の音色が、秋の庭園と相まっていい雰囲気だ。
ラッキーである。
最後の二曲に間に合ったのでしばし休憩。
けっしてプロ級に上手というわけではないけれど、土曜の夕方に聞くにはちょうどよかった。
興味のある方はl'Association Musicale du Val de Bièvreをお調べください。
次回は12月4日の11時から、クリスマスマルシェで演奏するそうです。
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