Don't wait too long

日本ではあまり知られていないかもしれない、マドリン・ペルーという女性シンガー。

Franprixというスーパーでかかっていて、あまりにも良かったのでAmazonでCDを購入。

オーセンティックなジャズのように見えて、ギターやマスタリングに今っぽいアプローチも聞こえる。

余裕たっぷりのスモーキーボイスが素晴らしく、「現代のビリー・ホリデイ」と呼ばれるのもわかる。

歌詞はこんな感じだ。

 

「100万回泣いて 100万年待ってもいいけれど

時が解決してくれると思ってるなら

待ちすぎてはだめ

 

朝が夜に変わったとき キャンドルライトのそばで愛してくれるひとはいる?

時が解決してくれると思ってるなら

待ちすぎてはだめ

 

多分学ぶべきことは多くて 時は逃げていってしまう

ときどきは全て失ってしまう 前に進むまでに

 

チャンスをつかんで、思い切りやるのよ

恋をしなさい、それが胸をつぶしてしまうとしても

時が解決してくれると思ってるなら

待ちすぎてはだめ

 

雨が降ったりやんだりするし

愛は素敵なワインのように年老いていく

でも時が解決してくれると思ってるなら

待ちすぎてはだめ」

 

いかがでしょう。

これは誰に向けて歌われた歌だろう。基本的に主語がyouだから一般的な教訓を歌っているのかと思いきや、「学ぶべきことが多くて」というところでは一人称に変わる。

ということは、別れた恋人に向けて歌った歌かもしれない。いつまでも待つよ、と言ってくれた恋人に。