Barbershop Swing

福岡のミュージシャン、大石みつのんさんが好きで、CDは全部持っているのだけれど、最近新譜が出たので送っていただいた。

『Barbershop Swing』という名のとおり、閉店する理髪店(Barbershop MIZUNO)の企画で、ライブアルバムを作ろうということになったらしい。ジャケットも凝っていて、これは裏面なのだがまわりの模様が、「理髪店の例のクルクルのマーク」と「外国からのAIR MAILに特有の例のトリコロール」とにひっかけてある。

 

内容はというと渋い選曲のスウィング、ロカビリーのカバーから日本語のオリジナルソングまで幅広く、みつのんさんの今までのライブ感がつまったアルバムになっている。一緒に演奏しているベースのイトウダイ(元Bogalusa、Double Double)さんも、ギターその他の松井朝敬さん(元Sweet Hollywaiians)もいつものことながらいい味を出している。

みつのんさんのサイトで直接に通販をされているそうなので、欲しい方はぜひどうぞ。ちなみにみつのんさんはキャスケットが似合う似合わないとかそういう次元じゃなく、頭から生えてるんじゃないかと思うくらいの人である。

 

 

 (じつはこの日は、Bogalusaという、話し出すと長いのだが素晴らしいスウィングのバンドがあって、そのボーカリストであったテッシンさんの命日でもあった。テッシンさんの相棒であったのがイトウダイさん。ダイさんの音楽遍歴だけでもひとくさりあるのでまた機会をあらためて書きたい)。

 

 

まとまりがなくなってしまったけれど、最後に何回聞いたかわからない、みつのんさんの「逢いたくて逢いたくて」。