昨日に引き続いて、小包を送る場合の国際郵便について少し書こう。(手紙はもっとずっと便利です)
日本から海外へものを送るには、大きく分けて三つのやり方がある。
1EMS(国際スピード郵便)
→速達みたいなもので、料金は高い分早く届く。
2航空便
→普通の郵便の感覚。一週間以内には届くイメージ。
3船便
→遅い分安い。
今回は書籍が重かった(20冊くらい)だけに、3番の船便を利用したわけだが、これがまずかった。確かに値段は半分くらいになるのだが(それでも2万円くらいかかった)、デメリットが非常に大きい。むしろ軽いかさばるものを送り、重いものを手荷物などにするべきだと思った。
・着くのが非常に遅い。
8月末に送ったので、都合2か月半と少しかかった。
・郵便物の痛みが激しい。
これはある意味長距離便で小包を送ると仕方ないのかもしれない。
・追跡が難しい。
これが一番大変だった。なにしろ、着くまでが遅いので、追跡をこまめにしないといけないのだ。今回実は10月末にフランスに届いていたらしいが、下宿にはなんの通知もなく、ウェブで見ると単に「保管」となっている。
保管期限は通常15日というから焦る。
日本の追跡番号も使えたり使えなかったりするし(なぜかフランス郵便局の追跡では使えた)、最終的には郵便局まで電話をかけなければならない。電話を掛けるに至るまでに散々あれこれ間違った指示を出され、郵便局と部屋を何回か往復する羽目になった。やれやれである。
しかも最終的には二駅向こうの郵便局まで行き、重い荷物を死ぬ思いで担いで帰ることになった。
ともかく、何か不届きがあったら、
インターネットで追跡&スクリーンショットで画面保存
→保管あるいは配送済みとなっていた場合、最寄りの郵便局に行く
→もし見つからなかった場合、担当郵便局の電話番号を教えてもらう
→電話で音声案内に従って話す
(日本のように追加で番号を押すのではなく、音声にしたがって声で返答する)
→指示された場所に取りに行く
という流れになるのでご注意を。
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