今日の更新はある意味スクープに近いものかもしれない。
バスティーユ、と言えば普通はバスティーユ監獄などを思い浮かべるかもしれないけれど、在仏外国人にとってはOFII(フランス移民局)の所在地である。
滞在許可証取得のためにいやというほど待たされた記憶のある人は多く、バスティーユと聞くだけで若干嫌なムードである(個人的な感想です)。
ところで今日も事務的な用事でバスティーユまで出かけた。いろいろあった末、用事はひと段落したのだが、帰り道にふらっと寄った雑貨屋で目を疑った。
なんてことのないオシャレな雑貨屋なのに、なぜか「いい匂い」がする。店内奥へ行くと、お店のひとらしきオヤジが、ど真ん中の(これまたオシャレな)机でメシを食っているではないか!
客も気まずい。もくもくと食べるオヤジ。
あえてこっち向いて食べなくていいんじゃないかと思う。
構造的にバックヤードが無いのだろうが、この辺りはカフェも軽食屋もたくさんあるのに。
でも、考えてみれば、こうして自分の店で何をどう食べようが、まったくもって彼の勝手だ。
そらそうだ。
豪胆なオヤジである。自由の国フランスにて。
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