ごはんを鍋で炊く

フランスにはごはん食の文化があまり浸透しておらず、日本や中華料理以外の店では、食べるとしてもライスプディングか、付け合わせのピラフのどちらかである。

しかも、ピラフもなぜかココナッツ的なフレーバーが付けられており、チャーハンの感覚で頼むとゲンナリすることになる。

(リゾットもあまり見かけない気がする)

 

ということで、鍋でごごはんを炊いてみました。

大きく分けると細長い米Riz Long、と丸い米Riz Rondの二種類がある。日本のごはんは後者。

意外に普通のスーパーでも売られている。

だが、パッケージの調理方法のところには、ミルクで甘く煮詰めます、ライスプディングに最適!と書かれている。

多少不安になりつつも、購入し、さっそく炊いてみる。

 

鍋で米を炊くのは初めてだったが、沸騰してから弱火でぐつぐつ煮ると、わりとすぐ完成。15分くらいのイメージだ。

出来上がりは写真の通り。甘味やツヤは日本で食べたものよりはやや劣るが、贅沢は言っていられない。十分ごはんだ。

3合弱ほど炊いたので2合は冷凍庫へ。

いつ使おうか、すでに楽しみだ。