ラムレーズンアイス

冷蔵庫も手に入ったので(しつこい)、アイスを買ってみた。

 

こちらに来てからそこそこ健康な食生活をしている。けれど、疲れを脂肪と糖で消化するたちなので、何か物足りない。

別にこのまま健やかでいれば良いのだが、タナトス的、自己破壊的な欲求に突き動かされてついにやってしまった。

 

グローバル企業、ネスレのアイスは安いしおいしいしでどこにでもあるらしい。どれにしようかと少し迷って、ぜいたく品の趣の強いラムレーズンを選んだ。

 

下宿についてパッケージを開け、スプーンを入れる。が、何かおかしい。

やわらかいのだ。

しかも、日本の「爽」みたいなシャリシャリしたやわらかさではない。ぬめっとしているのだ。

あずきバーを筆頭に、日本のアイスが固いのか、こちらのがやわらかいのか知らないが、固いはずのものがやわらかいと混乱する。

そういえば洋画で、「冷凍庫からバケツサイズのアイスを取り出して、そのままスプーンでがばがば食べる」というシーンがあった気がするが、こういうことかと納得した。